カンボジアの物乞い

カンボジアは貧しい国なので当然のことですが、観光地には物乞いの子供がたくさんいます。
くだらないお土産を「ワンダラー!ワンダラー!」といって売りつけてくるのです。
こういうものは、蟻をふむぐらいの勢いで無視していきます。

ところが、とある寺院遺跡に入ったときのこと、
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婆さんにお祈りしていけといわれ、素直にお祈りしお線香をあげたところ、「ワンダラーだ!」といって1ドル奪われてしまいました。
信仰心もないくせに未熟な人間がお祈りなどしてはいけませんね。

しかし、話はこれで終わらない。
遺跡めぐりも最後のほうになって、僕は熱射病かなにかでダウンしていた。
これというのも、ガイドが次々と僕を遺跡に案内していくのが悪い。
遺跡着く→遺跡登る→スクーターで2ケツして出発→遺跡着く の繰り返しなのだ。
ガイドさんは、俺が遺跡を見学している間、休憩しているからいいが、俺は休みなしなのだ。
僕は、遺跡の影になる人目のつかないところで、デジカメで撮った写真をノートパソコンにいれながら休憩していた。
と、そこに物乞いの少女が2人やってきた。
とりあえず、金をくれという2人。
疲れてて追い返す気力もない僕。
僕は、その2人に飴玉をあげたんだ。
すると、2人はすごい喜んではしゃいでその飴を舐めてたんだけど、やはりお金が欲しいという。
お金を集めてこないと母親に怒られるというのだ。
まぁ、そうだろうなぁと、僕は思ってたんだけど、僕だってドルをあげる余裕はない。
というか、とりあえず僕は疲れきってるんだ。
すると、少女達はドルは諦めたのか、ジャパニーズコインをくれといい始めたのだ。
たしかに、小銭ならあげても僕の懐は全然痛まない。
しかし、あげてはいけないのだ。この子達のためにならない。
だが、しかし、僕は疲れてたんだ。
「学校はどうしたんだ?」
そう聞くと、少女達は、平然と
「昼までの授業だったから、帰ってきて働いているところ。」といった。
もちろん、彼女達にとって働く=物乞いなのだ。
まぁ、学校行ってきたのならいいかあ。なんだか嘘っぽいけど。。
僕はそう思いながら、小銭入れをとりだすと、少女達は僕の小銭入れを勝手に物色した。
500円ぐらいあっただろうか、それを2人にあげた。
少女達は、お礼といって、自分の書いたどうでもいいような絵を僕にくれた。
e0020973_2110560.jpg

とりあえず、それじゃ足りないので写真もとらせてもらうことにしました。
僕は、後ろめたい気持ちになりながらも、それ以上騒ぐことがなくなったので良かったなと思っていました。
と、突然、少女達は、僕のもとから去っていきました。
そうです、仲間を連れてきたのです。
僕は、とりあえずそのこたちに飴を全部あげました。
子供達は、うれしそうに飴をなめながら僕のノートパソコンを手の届かないものでも見るかのようにじっと眺めていました。
疲れがとれてきたのか、その子供達の様子をみながら楽しいなと感じる程度にまで体力が回復してきました。
このような遺跡での物乞いは禁じられているので、パトロールの人が近づいてくると、きゅっと身を縮めて物陰に隠れる子供達、気にせずにノートパソコンで写真を整理する僕。
この子達は、どういう大人になるんだろうか。
貧しくても明るい人間になってくれればいいと僕は思ったけれど、それはあまりにも都合のいい想いなので僕はそっとその場を立ち去りました。
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by cluracan | 2006-02-22 21:16 | Travel


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